日ハム田中賢が9回2死から起死回生の一発 球団記録に望みつなぐ同点アーチ
14連勝知るベテランが意地の一発
日本ハムの田中賢介内野手が10日のロッテ戦(札幌ドーム)で起死回生の同点アーチを放った。
1点差の9回2死。フルカウントからの6球目だった。抑えの西野の真ん中144キロ直球を強振。ライナーで右翼最前列に飛び込む同点の2号ソロ。5月10日のオリックス戦(東京ドーム)以来2か月ぶりの一発で試合を振り出しに戻した。
あと1球で球団記録の14連勝への道が閉ざされていた。同点弾の瞬間、ベンチで戦況を見守っていた大谷は両腕を高々とあげてガッツポーズ。自身の5敗目も消えた。
07年の14連勝を知るベテランが意地の一発を放った。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count