元SB助っ人ニコースキーが大予言「イチローはフリオ・フランコになれる」

“V字回復”した42歳イチローは57歳現役フランコの境地に達する!?

 メジャー通算3000安打の偉業達成まで残り「10」本まで近づいたマーリンズのイチロー外野手。6戦連続ベンチスタートと出場機会に恵まれず、代打出場した9日(日本時間10日)に本拠地でのレッズ戦は投手ゴロに倒れたが、今季打率は.335と依然として高い数字をキープしている。

 メジャー16年目、現役25年目のベテランとは思えないハイレベルなプレーに各方面から称賛の声が寄せられているが、FOXスポーツで解説を務める元ソフトバンクの助っ人投手CJ・ニコースキーは驚きの大予言をした。

 9日にカブス-パイレーツ戦の実況解説を務めた二コースキー氏は、この日にメジャー再昇格を果たした元チームメイトの川崎宗則内野手とのエピソードを披露。その中で、川崎がいかにイチローを愛してやまないかを紹介しながら、イチローが近づく3000安打の金字塔へ話を移した。「3000安打に迫るキャリアは、アメリカでも殿堂入り間違いなし」だと太鼓判を押した元助っ人は、42歳の今季に見せた“V字回復”ぶりを絶賛。「その気になれば、フリオ・フランコになれる!」と言い切った。

 フリオ・フランコといえば、昨季BCリーグの石川ミリオンスターズに監督兼選手で所属した“レジェンド”だ。1995年と98年にロッテに助っ人としてやってきた好打者は、2007年を最後にメジャーではプレーしていないが、日米の独立リーグを舞台に現役続行。石川に所属した昨年はなんと57歳ながら、安打も記録している。

 二コースキーは「試合に向けて、信じられないほど素晴らしい準備を重ねる。もっともっと現役生活を続けられるはずだ」と背番号51の現状を絶賛するが、42歳のイチローが57歳フランコの境地に達するには、あと15年。その頃にはメジャー通算安打数でピート・ローズ超えを果たしているかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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