ダルビッシュの好投にカブスGMも安堵「効率的だったとは言えないが…」
16日のレッズ戦で6回途中5安打2失点、11三振を奪ったダルビッシュ
■レッズ 6-5 カブス(日本時間16日・シンシナティ)
15日(日本時間16日)の敵地レッズ戦で11奪三振の好投を見せたカブスのダルビッシュ有投手。6回途中での降板とはなったものの、5安打無四球2失点と上々の内容だった。リリーフ陣が追いつかれて3勝目はならなかったが、復調を感じさせる内容となった。
今季はここまでコントロールが安定せずに、四球を多く出す試合が続いていたダルビッシュ。この試合では6試合ぶりに無四球に封た。この日の投球をカブスのジェド・ホイヤーGMは地元ラジオ局「The 670 Score」の番組に出演し、称賛の言葉を並べた。
ホイヤーGMはレッズ戦でのダルビッシュについて「昨夜は良い登板だった。安定していて、ストライクゾーンに投げていた。無四球だった。多くの球種を投げていた。本来は7回まで投げてほしいところではあり、効率的だったとは言えないが、それでも彼がどのような投手になれるかということをよく示していたと思う」とコメントし、安定した投球を評価した。
移籍1年目の昨季は右肘のストレス反応などの故障が相次ぎ、わずか8試合の登板で1勝3敗に終わったダルビッシュ。ホイヤーGMは「新チームでの1年目は難しい。信頼関係を築くのには時間がかかる。彼は熱心に取り組んでいて(投手コーチの)トミー・ホトビーと本当に良い関係を築いている。彼は多くのことに取り組んでいるよ」と語り「彼は過去にこれほど与四球が多かったことがないため、苛立っていたと思う。制球の良い彼を見られたことにワクワクした。昨夜の登板について、無四球だったことが一番良かった」と語っていた。
(Full-Count編集部)