広島戸田プロ初完封、ハム球団タイ14連勝、燕山田プロ通算100号…10日プロ野球
巨人逆転で3連勝、ホークス大隣復活勝利
プロ野球は10日、各地で6試合が行われた。
セ・リーグでは巨人が乱打戦を制して3連勝。5回に小林誠が1号3ランを放ち同点とすると7回2死満塁で代打・相川が走者一掃の二塁打を放った。先発のマイコラスは3回6安打5失点。DeNAは打線が4回までに7点を奪うも逆転負けで3連敗を喫した。
ヤクルトは12安打で8点を奪い、中日に勝利。山田がリーグトップの29号2ランを含む3安打3打点。今浪も1号3ランを含む猛打賞の活躍を見せた。山田はプロ通算100号に到達。中日は先発の吉見が5回9安打6失点で3敗目。森野が今季1号3ランを放った。
広島は高卒5年目の左腕・戸田が140球の熱投でプロ初完投初完封勝利。打線も15安打で9点を奪った。3連勝で貯金は今季最多の19に。阪神は先発の岩貞が2回途中5安打6失点で7敗目。チームは3連敗となった。
パ・リーグでは日本ハムが延長12回にレアードのサヨナラ弾でロッテを下し、球団タイ記録の14連勝。一時5点差をつけられる展開も9回2死で田中賢が同点ソロを放つなど大逆転劇を見せた。大谷は7回途中3失点で勝敗つかず。ロッテはリードを守れず3連敗となった。
最下位・オリックスは1点リードの8回に一挙5得点。逆転で5位・西武を下し、カード勝ち越しを決めた。西武は多和田が5回3失点で4敗目。メヒアがリーグトップの26号2ランを放った。
首位・ソフトバンクは大隣が397日ぶりの1軍登板で6回4安打1失点の力投を見せて今季初勝利。松田が猛打賞、細川が今季1号を含む2安打2打点と活躍した。楽天はブリガムが6回7安打3失点(自責2)で2敗目を喫した。
【セ・リーグ】
◇巨人 10-7 DeNA(東京ドーム)
勝 宮國(4勝1敗)
敗 須田(2勝3敗)
S 澤村(23セーブ)
HR【巨】小林誠1号
◇ヤクルト 8-3 中日(神宮)
勝 杉浦(1勝0敗)
敗 吉見(4勝3敗)
HR【中】森野1号、【ヤ】今浪1号、山田29号
◇阪神 0-9 広島(甲子園)
勝 戸田(4勝0敗)
敗 岩貞(4勝7敗)
HR【広】丸12号
【パ・リーグ】
◇日本ハム 6×-5 ロッテ(札幌ドーム)
勝 白村(2勝0敗)
敗 木村(0勝1敗)
HR【日】岡1号、田中賢2号、レアード25号
◇西武 2-8 オリックス(西武プリンス)
勝 ディクソン(7勝6敗)
敗 多和田(1勝4敗)
HR【西】メヒア26号
◇ソフトバンク 6-2 楽天 (ヤフオクドーム)
勝 大隣(1勝0敗)
敗 ブリガム(0勝2敗)
HR【ソ】細川1号
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count