田中将大、昨季CY勝左腕スネルに2週連続で投げ勝つも…右スネ打撲&4勝目はお預け

レイズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
レイズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

本拠地レイズ戦で6回無四球6K3安打無失点も救援陣打たれる

■レイズ 2-1 ヤンキース(日本時間19日・ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手が18日(日本時間19日)、本拠地レイズ戦で先発し、6回3安打無失点、無四球6奪三振と好投。勝利投手の権利を持って降板したが、救援投手が打たれて4勝目はお預けとなった。

 昨季サイ・ヤング勝左腕、ブレイク・スネルと2週連続の投げ合いだった。初回、3者連続空振り三振でスタートすると、2回は味方の失策も絡んで2死一、二塁としたが、アダメスを外角ギリギリへ決まるスライダーで見逃し三振に仕留めた。

 3回にスネルの暴投の間に1点を先制すると、田中は直後の4回をわずか7球、内野ゴロ3つで3者凡退。5回も打たせて取る投球で3人で抑えた。6回2死二塁からディアスの痛烈な打球を右足付近に受けたが、打球は一塁手・ボイトの前に。6回を投げきったところで降板となった。6回88球(ストライク60球)、無四球6奪三振、3安打無失点。今季6度目のクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)で防御率3.09となった。

 スネルは6回93球(ストライク58球)、9奪三振1四球、6安打1失点で降板。サイ・ヤング賞左腕に2週連続で投げ勝ったが、7回、2番手として救援したケインリーがローに同点の左越え9号ソロを被弾した。4勝目はお預けとなった。

 ヤンキースは試合中に田中がレントゲン検査を受け、右スネの打撲と診断されたと発表した。地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者が伝えた。次回登板に影響があるのか注目される。

(Full-Count編集部)

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