ダルビッシュ、6回4安打3失点で4試合連続白星なし 5回まで2安打の好投も崩れる
1点リードの6回に2本のタイムリーを浴び逆転を許す
■フィリーズ 5-4 カブス(日本時間21日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手が20日(日本時間21日)、本拠地フィリーズ戦に先発。6回4安打7奪三振、3失点で降板し勝敗つかず。チームは延長10回、4-5で敗戦。5回まで1安打の好投も1点リードの6回に一挙3点を失い逆転を許し4試合連続白星なしとなった。
ダルビッシュは初回を3者凡退でスタートすると、2回は2死からヘルナンデスには中前打を浴びたが、ヘレーラを投ゴロに仕留め無失点。3回も危なげなく3者凡退に抑える。
1点リードの4回は2死からホスキンスにこの日初めての四球を与えたが、続くリアルミュートを遊ゴロに抑えると、勝利投手の権利がかかった5回は1死一塁からヘレーラ、フランコ、アリエッタを3者連続三振に仕留める快投を見せた。
だが、6回に突如崩れる。2つの四球で2死一、二塁のピンチを背負うとリアルミュートに中前タイムリーを許し同点に追い付かれると、続くヘルナンデスにも右翼線へ2点タイムリー三塁打を浴びこの回3点を失い逆転を許した。7回からも2番手・モンゴメリーがマウンドに上がった。
それでも味方打線は8回1死二、三塁からデスカルソが左中間を破る2点タイムリー三塁打と悪送球も絡み3点を奪い逆転に成功。ダルビッシュの黒星は消滅した。チームは延長10回にフィリーズのリアルミュートに決勝ソロを許し敗れた。
ダルビッシュは4月27日(同28日)のダイヤモンドバックス戦で2勝目を挙げてから、これで4試合連続で白星から遠ざかっている。防御率は5.06。
○ダルビッシュの全投球内容
【初回】 見逃し三振 中飛 右直(1K)
【2回】 三ゴロ 見逃し三振 中前打 投ゴロ(1K)
【3回】 右飛 空振り三振 遊ゴロ(1K)
【4回】 捕ゴロ 空振り三振 四球 遊ゴロ(1K)
【5回】 左前打 空振り三振 空振り三振 空振り三振(3K)
【6回】 四球 二ゴロ 四球 二飛 中前適時打 右翼線2点適時打 二ゴロ
(Full-Count編集部)