ホークスの米ドラ1右腕獲得は「新たな前例に」 米国にも衝撃「興味深い」
前代未聞の補強策に米メディアも驚き「興味深い」
ソフトバンクが昨年の全米ドラフト1巡目(全体8位)でブレーブスに指名されたカーター・スチュワート投手との契約に合意したと、米メディアが報じた。正式発表はまだだが、契約は6年総額で700万ドル(約7億7000万円)以上になるという。
2年連続日本一に輝いている“常勝軍団”の前代未聞の補強策。昨年のドラフト指名後、手首の懸念もあってブレーブスとは契約に至らなかったスチュワートはその後、イースタンフロリダ州立短大に進学していた。今年のドラフトでも上位指名の有力な候補に挙げられていただけに、今回のニュースには日本だけでなく、米国でも驚きが広がっている。
米スポーツメディア「247スポーツ」でエディターを務めるアラン・ベル氏は「興味深い。将来のMLB選手にとっての新たなレールを敷き、なおかつ新たな前例も作り出すことになり得るだろう」とツイート。今回の契約がメジャー球界に与える影響は大きいと伝えている。
さらに、同氏はツイッターで、スチュワートは日本に行くことでより多くの金額を手にすることになると指摘。また、ソフトバンクはポスティングシステム(入札制度)を認めていないが、28~29歳ではなく25歳でフリーエージェントの選手としてMLBに加入できるとも言及している。
米ドラ1は今後、どのような野球人生を歩むのか。日米の注目が集まっている。
(Full-Count編集部)