上原浩治、後半戦初戦で完璧救援 3者凡退で5セーブ目、Rソックス5連勝
マッキャン、テシェイラ、Aロッドを完璧に抑える
レッドソックスの上原浩治投手が15日(日本時間16日)、後半戦初戦となった敵地でのヤンキース戦で2点リードの9回に登板。1回無安打無失点の完璧救援で今季5セーブ目を挙げた。レッドソックスは5-3で勝利している。
レッドソックスはハニガン、ショウ、ボガーツに一発が飛び出し、5-3と2点リードで9回に突入。守護神キンブレルの離脱でクローザーを務める上原が、敵地ヤンキースタジアムのマウンドに上がった。
先頭のマッキャンはフルカウントから89マイル(約143キロ)の直球で空振り三振。テシェイラは2ボール1ストライクから中飛に打ち取った。最後はAロッドを1ボール2ストライクと追い込み、80マイル(約129キロ)のスプリットで一飛。14球で3者凡退に抑える完璧な投球で、試合を締めた。
今季は防御率4.67と本調子ではないが、この試合は昨季までの“本職”だったクローザーとして鮮やかなピッチングを披露。5セーブ目を挙げた。上原は14球を投げ、ストライクは8球。レッドソックスは後半戦初戦に勝利し、5連勝とした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count