ハム中田、10戦ぶり一発は値千金勝ち越し弾 連敗ストップに「ホッとしてる」
4連敗中は2安打1打点で責任痛感「引き締めてやっていきたい」
■日本ハム 11-2 楽天(23日・札幌ドーム)
日本ハムの中田翔内野手が23日、本拠地楽天戦で値千金の勝ち越し2ランを放った。
1-1で迎えた3回2死一塁、カウント1-2から楽天の先発・辛島の134キロ高め直球を左中間席へ。この試合前まで防御率0.90に抑えられていた左腕攻略の花火を高々と打ち上げ、打線に火をつけた。13安打11得点を奪っての勝利に「試合を有利に運べてよかった。連敗を止めることができてホッとしている」と本音を漏らした。
4連敗中は2安打1打点と奮わず、主砲として責任を痛感していただけに、10試合ぶりのアーチにも気を緩めることはない。「ここ何試合か、初球の甘い球を振る自分のスタイルができていないので、引き締めてやっていきたい」と語った。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)