イチロー今季3度目3安打の大活躍で通算2994安打&3000本まで残り「6」

10試合ぶり先発出場も4打数3安打で打率.347に上昇!

 マーリンズのイチロー外野手が17日(日本時間18日)、敵地でのカージナルス戦に「1番・センター」で先発し、今季3度目となる3安打で大活躍でメジャー通算安打を2994本、史上30人目となる3000本まで残り「6」とした。チームは6-3で勝利した。

 後半戦初、2日(同3日)ブレーブス戦以来10試合ぶりの先発出場となったこの日は、そのブランクを感じさせない活躍ぶりで、全打席で見せ場を作った。

 第1打席ではいきなり安打が生まれた。カージナルス先発ワカと対峙すると、カウント3-1から5球目外角速球をセンター前にきれいに弾き返し、2992安打目を記録した。

 1点ビハインドで迎えた3回1死の第2打席では、ファウルで粘った末にフルカウントからの8球目を遊撃に飛ばして一塁へ疾走。一塁への送球とほぼ同着で駆け込み、一時は内野安打とコールされたが、ビデオ判定の結果、アウトに覆った。

 同点で迎えた5回には先頭打者として打席へ向かい、ストレートの四球を選択。次打者プラドの二塁打で三進し、イエリチの中前打で一時勝ち越しとなるホームを踏んだ。

 2本目の安打が飛び出したのは、3-2で迎えた6回2死一塁で迎えた第4打席。カウント1-2から4球目低めのスライダーにバットをうまく合わせて左翼線いっぱいに落ちる打球とし、一気に二塁へ進んだ。

 イチローの勢いはまだまだ止まらない。2点リードで迎えた8回1死二塁の第5打席には、フルカウントからの6球目を振り、遊撃への内野安打で出塁。二塁走者となった2死一、二塁の場面では、一塁走者のプラドと重盗も決め、今季8個目の盗塁もマークした。

 終わってみれば、4打数3安打1四球1得点の大活躍で、打率は.347に上昇。6月29日(同30日)タイガース戦以来となる今季17度目のマルチ安打、6月13日(同14日)パドレス戦以来となる今季3度目の3安打。3安打以上は今季5度目で、3000本の金字塔まで一気にカウントダウンを進めた。3000本の金字塔まで一気にカウントダウンを進めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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