華麗な“キックパス”で安打性の当たりが投ゴロに MLB公式も興奮「なんてパス!」
カージナルスのフラハーティは強烈な打球を左足かかとでキックし一塁へ“パス”
■ブレーブス 4-3 カージナルス(日本時間27日・セントルイス)
カージナルスのジャック・フラハーティ投手が26日(日本時間27日)、本拠地でのブレーブス戦で華麗なヒールキックを披露し安打性の当たりを凡打に“修正”させた。MLB公式インスタグラムも「なんてパス!」と見出しを付け、動画を公開している。
奇跡の“キックトス”が起こったのは2回。ブレーブスの先頭マーケーキスが放った強烈な打球は投手を襲った。だが、打球は半身の状態で背を向けたフラハーティの左足かかと付近に直撃すると、進路を変えたボールはそのまま一塁手ゴールドシュミットのグラブに収まり一ゴロとなった。
MLB公式インスタグラムもフラハーティの“キックトス”を「なんてパス!」とコメントを添え動画で公開した。
「ナイス」
「キックセーブ、美しい」
「素晴らしいパス!」
「どっちみちアウトだったと思うけど、それでもクールだね」
「痛くなかったふりはできないね」
「待って、アダム・ウェインライトも同じことをしたよ」
見事なキックパスにはファンからも称賛の声が上がった。チームは延長10回、3-4で敗れはしたもののフラハーティはアクシデントにも負けず6回3安打無失点の好投を演じた。