阪神西岡、アキレス腱断裂で今季絶望 金本監督が後半戦キーマンに指名も…
21日にも精密検査、同じキーマンの鳥谷&ゴメスも不振
負の連鎖は止まらなかった。阪神の西岡剛内野手が20日の巨人戦(甲子園)で左足首を痛め負傷退場。すぐさま、尼崎市内の病院で検査を受けたが「左アキレス腱断裂」と診断された。21日にも精密検査を受ける予定だが今季中の復帰は絶望的な状況となった。
甲子園の歓声が悲鳴に変わったのは1点を追う2回。2死三塁から左翼線へ同点となるタイムリーを放ったが、加速し二塁を狙った際に一塁ベース手前で転倒。うずくまったまま立ち上がることができず、担架に乗せられベンチ裏に消えていった。試合も同点の6回に一挙4点を失い3連敗。チームの借金は今季ワーストの13となった。
金本監督は後半戦へのキーマンとして鳥谷、西岡、ゴメスの主力3人の名前を出していた。だが、皮肉にも鳥谷は攻守で精細を欠き、ゴメスは打撃不振でこの日、スタメンを外れる事態。そして西岡が戦線離脱…。傷だらけの猛虎は1日の休養を挟み22日から敵地マツダスタジアムで首位・広島戦に挑む
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count