ヤクルト守護神オンドルセク退団へ 首脳陣への暴言が引き金か…
3勝1敗11セーブ、防御率2.45の好成績も暴言で自宅謹慎処分
ヤクルトは21日、ローガン・オンドルセク投手の退団を発表した。本人からの申し入れを受け入れを了承し、ウエーバー公示の手続きを取った。
昨季守護神のバーネットがレンジャーズへ移籍し、来日2年目の今季は守護神に抜擢された。今季は30試合登板、3勝1敗11セーブ、防御率2.45の好成績を残していたが、6月26日の中日戦(神宮)で真中満監督ら首脳陣に暴言を吐くなどして同27日に登録抹消。自宅謹慎処分を受けていた。
29日に球団に謝罪し、翌30日から2軍練習に合流。しかし、家族の帰省に同行するために7月16日から約1週間有給休暇を取って帰国。再来日のスケジュールなどは未定となっていた。
チームは39勝51敗1分けでリーグ5位。チーム防御率4.96は12球団ワーストだ。山田哲人、バレンティンら強打者がそろう昨季のセ・リーグ王者。早急な投手陣の再建が迫られている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count