3000本迫るイチロー、メジャー初安打直後の“衝撃”振り返る「キモかった」
興奮したピネラ監督がイチローの頬にキス
メジャー史上に燦然と輝く3000本安打の金字塔が近づくマーリンズのイチロー外野手だが、3000本への道も、まずは「1」から刻まれた。
イチローがメジャー初安打を放ったのは、2001年4月2日のアスレチックス戦、本拠地で迎えたデビュー戦でのことだった。2点ビハインドで迎えた7回、先頭打者として打席へ向かったイチローは、アスレチックス2番手のT.J.マシューズと対戦。カウント2-1から4球目をセンターへ弾き返した。
地元紙「マイアミ・ヘラルド」電子版では、15年前の初安打の時を振り返るイチローのコメントを紹介している。
この回、イチローは次打者キャメロンの四球で二塁へ進むと、現マリナーズ打撃コーチで当時3番を打っていたエドガー・マルチネスのライトへの適時打でホームを踏んだ。その後、8回裏に勝ち越しに成功したマリナーズは、シーズン初白星を飾ることに成功した。