田中将大、4敗目も指揮官は一定の評価 「追い上げるチャンスを与えてくれた」
初回にホズマーに浴びた3ランには注文「痛いダメージとなった」
■パドレス 5-4 ヤンキース(日本時間29日・ニューヨーク)
ヤンキースの田中将大投手は28日(日本時間29日)、本拠地でのパドレス戦に先発。6回9安打7奪三振、5失点で4敗目を喫した。試合後、ブーン監督は初回の3ラン被弾に注文を付けたが「追い上げるチャンスを我々に与えてくれた」と一定の評価を下した。地元TV局「YESネットワーク」が伝えている。
田中は初回に味方のエラーも絡み無死一、二塁のピンチを招くとマチャドに左前適時打を浴びると、ホズマーにはスプリットを完璧に捉えられバックスクリーンへ3ランを浴び、いきなり4失点と苦しい立ち上がりとなった。だが、その後は立て直し6回5失点(自責4)で降板となった。
地元TV局「YESネットワーク」ツイッターは試合後のブーン監督のインタビューを公開。初回の3ランには「スプリットで間違いを犯してしまい、ホズマーに対してあまり効果的ではなかった。痛いダメージとなった」と振り返った。
だが、その後は毎回走者を許しながらも粘り強い投球を見せており「彼は落ち着きを見せ、追い上げるチャンスを我々に与えてくれた」と一定の評価。この日は4敗目を喫したが今シーズンはここまで安定した投球を見せており「直球とスライダーは共にこれまでずっと素晴らしい出来だ。スプリットは今シーズンは少々調子の波があるが、彼は今夜我々に(勝利する為の)チャンスを与えてくれた」と語っていた。
(Full-Count編集部)