イチローXデーは23日メッツ戦? 気早な米メディアが大胆予想
カウントダウン進むたびに絶叫&大興奮の実況チーム、米解説者も応援「いいぞ、イチ!」
21日(日本時間22日)敵地でのフィリーズ戦に「1番・ライト」で4試合ぶりに先発出場したマーリンズのイチロー外野手が、今季18度目のマルチ安打を記録した。5打数2安打1得点の活躍で、メジャー通算は2996安打となり、3000安打の大台までいよいよ残り「4」。金字塔への歩みを日々見守る地元テレビ局は「22日(同23日)本拠地メッツ戦でのスピード達成」を予測した。
右翼スタントン、中堅オズナ、左翼イエリッチと正外野手が固定されているマーリンズで、イチローが先発できるのは数えるほどしかない。この日は主砲スタントンに休養が与えられ、背番号51が待望の先発出場を果たした。第1打席こそ空振り三振に倒れたが、第2打席は快足を飛ばしてショートへの内野安打を記録。すると、おなじみ「FOXスポーツ・フロリダ」の実況チームは「これはヒットだ! 3000本まであと5本だ!」と興奮を隠しきれなかった。
実況解説を務めるマーリンズOBのプレストン・ウィルソン元外野手は、メジャー16年目を迎えても一向に衰えないイチローの韋駄天ぶりを絶賛。事実、フィリーズ遊撃手ガルビスは横っ飛びして捕球した後、体勢を崩しながらも好送球するスーパープレーを見せたが、「最高の守備を見せましたが、イチローは余裕でセーフでした」と話すように、イチローのスピードが凌いだ形となった。