【高校野球】清宮擁する早稲田実、2年連続の甲子園ならず 八王子が昨夏のリベンジ
早実は準々決勝で散る
第98回夏の全国高等学校野球選手権西東京大会準々決勝が23日、神宮球場で行われ、清宮幸太郎選手を擁する早稲田実が、4-6で八王子学園八王子に敗れ、2年連続の夏の甲子園出場はならなかった。
早稲田実は5回に1番・金子、3番・清宮の四球などで2死一、二塁とチャンスを作ると1年生4番の野村がセンターオーバーの2点タイムリーで先取点。しかし、その裏、失策や四球などで先発の吉村が無死満塁のピンチを招くと2番・竹中の右中間2点タイムリーなどで一挙5得点で逆転を許した。
6回にも投手が四球で崩れ、失点。エース・吉村、2年生右腕・服部、1年生の石井が八王子打線を抑えられなかった。
注目の清宮は走者のいる場面では勝負を避けられることが多く、四球、右中間二塁打、四球、二飛、右犠飛だった。
勝利した八王子は昨年夏の準々決勝で5-11で早稲田実に敗れており、リベンジに成功。エース左腕の早乙女が緩急をつけた投球で勝利。5回の竹中、椎原、川越らの集中打が光り、ベスト4に駒を進めた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count