菊池雄星はワーストタイ6失点で4回途中KO 代打待機の大谷翔平との対決はお預け
自責6は自己ワースト&毎回失点は自身初、2本塁打を浴びて奪三振は0
■マリナーズ – エンゼルス(日本時間31日・シアトル)
マリナーズの菊池雄星投手は30日(日本時間31日)、本拠地エンゼルス戦に先発。3回1/3を2被弾を含む10安打2四球0三振で6失点と乱調に終わり、4勝目はならなかった。エンゼルスは大谷翔平投手がスタメンから外れ、代打待機となったが、出番が来る前に菊池が降板。花巻東高出身の2人の対決はお預けとなった。
菊池は初回、先頭フレッチャー、2番トラウトに連続四球を与えると、プホルスには痛烈な左前打を浴び、先制を許した。それでも、ラステラは左飛、ルクロイは左直、プエーロはニゴロと後続を断ち、最少失点で切り抜ける。
しかし、2回は先頭カルフーンに右翼へのソロ弾を浴び2失点目。ガーノーに中前打を許し、レンヒーフォはニゴロに仕留めるも、フレッチャー、トラウトに連打を浴びて3点目を失った。プホルスは遊ゴロ併殺打に仕留めたものの、2回までに5安打3失点と苦しいスタートとなった。
3回は先頭ラステラに左前打を許すも、ルクロイはニゴロ併殺打。ところが、プエーロには2ボールから直球をライトスタンドに運ばれて3イニング連続の失点。続くカルフーンは中飛に仕留めた。
菊池は4回にもガーノー、レンヒーフォに連打を浴び、無死一、二塁のピンチに。フレッチャーは捕邪飛の後、トラウトにはレフト線への2点二塁打を浴び、ここで降板した。毎回失点は自身初。前回と同じ3回1/3を被安打10、自己ワーストタイ6失点(自責6は自己ワースト)の乱調でKOされた。ベンチスタートの花巻東高の後輩・大谷との対戦はお預けとなった。
菊池は73球を投げてストライクは40球。防御率は4.43となった。
(Full-Count編集部)