広島黒田日米200勝 DeNA代打起用ズバリ 日ハム5連勝…24日のプロ野球
ソフトバンクは西武に逆転負けで3.5差、楽天は延長12回にサヨナラ勝ち
プロ野球は24日、各地で6試合が行われた。
セ・リーグ首位の広島は阪神と本拠で対戦し、7-0で快勝。本拠地の歓声に包まれながら,黒田博樹投手は日米通算200勝を達成した。初回にルナが3ラン。3回に丸、新井、鈴木、石原のタイムリーで4点を加点し、花を添えた。黒田は7回5安打無失点だった。阪神は岩崎が試合を作れなかった。
DeNAは巨人を逆転で下し、4連勝。1-4の6回に代打・下園、白崎のタイムリーで同点。桑原の2点打で逆転した。巨人は村田や阿部、ギャレットにタイムリーが出たが、山口、宮国ら投手陣が粘れなかった。3位のDeNAは2位巨人に0.5差となった。
ヤクルトは延長戦の末、中日を下した。2回に今浪がタイムリー、3回に平田のタイムリーで1点を返された。投手陣が粘り、迎えた10回に山田、雄平のタイムリーが飛び出した。中日は敗れ、試合後に主将の平田がファンのヤジに応戦する場面もあった。
日本ハムはオリックスを下し、5連勝。首位ソフトバンクとの差を3.5とした。2点を追う7回に矢野が押しだし四球を選び、まず1点。そこから大野や中島卓、陽のタイムリーで一挙6得点。オリックスはディクソンが崩れたのが痛かった。
ソフトバンクは西武に逆転負け。4回に中村晃の犠飛で先取点を奪ったが、7回に西武・中村、8回に森にタイムリーを浴び、逆転された。9回にも渡辺に犠飛を許して3点目を失った。開幕8連勝中だったソフトバンク先発の千賀は、6回1安打無失点だったが、リリーフ陣が失点をした。
楽天は終盤に追いつかれたが、延長12回の激闘の末、ロッテにサヨナラ勝ち。連敗を3で止めた。5-5の延長12回、復帰したばかりの嶋の内野安打などで1死満塁とすると藤田の投ゴロの間に得点し、試合を決めた。2回には三好のプロ初本塁打となる3ラン。ウィーラーに2本塁打が飛び出した。ロッテは7回に好機から角中、デスパイネのタイムリーなどで同点に追いついたが、あと一歩及ばなかった。
【セ・リーグ】
◇広島7-0阪神(マツダ)
勝 黒田7勝5敗
敗 岩崎1勝4敗
HR【広】ルナ3号
◇DeNA6-4巨人(横浜)
勝 ザガースキー 3勝0敗
敗 山口 0勝5敗1S
S 山崎康 2勝2敗22S
◇中日1-3ヤクルト(ナゴヤドーム)
勝 ルーキ 5勝3敗
敗 祖父江 0勝2敗
S 秋吉 3勝4敗7S
【パ・リーグ】
◇日本ハム6-3オリックス(札幌ドーム)
勝 鍵谷 1勝1敗1S
敗 ディクソン 7勝7敗
S マーティン 1勝0敗13S
◇ソフトバンク1-3西武(ヤフオクドーム)
勝 牧田 7勝0敗
敗 森 4勝3敗1S
S 増田 3勝4敗15S
◇楽天3-2ロッテ(コボスタ宮城)
勝 金刃 3勝0敗
敗 大嶺祐 1勝3敗
HR【楽】ウィーラー18.19号、三好1号
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count