西武戸川、プロ初ホームラン「打った瞬間」チーム初の育成出身アーチ
5回1死で二木から右越えソロ プロ12打席目で待望の一発
■ロッテ – 西武(31日・ZOZOマリン)
西武の戸川大輔外野手が31日のロッテ戦(ZOZOマリン)でプロ初ホームランを放った。球団の育成出身選手では初本塁打となった。
1点を追う5回、1死走者なしで打席に入った戸川は2ボールからロッテ先発・二木のアウトコース低め直球を振り抜き、ライナーで右翼スタンドに運ぶ同点ソロを放った。25日の日本ハム戦(メットライフ)でプロ初スタメン、初安打を記録していた戸川。プロ12打席目での嬉しい初ホームランに「打った瞬間行くと思いました」と興奮気味に話した。
初回には自らの失策からロッテに先制を許してしまっていただけに、「自分で取り返したい気持ちでした。打ててよかったです」とほっとした表情も見せ。「ライオンズファンの歓声も嬉しかったです」と初々しく振り返った。