DeNAラミレス監督、初完封&先制打のドラ1上茶谷を絶賛「素晴らしいの一言」
大型連敗中のヤクルトに快勝で4連勝「何とか5連勝したい」
■DeNA 7-0 ヤクルト(1日・横浜)
DeNAは1日、横浜スタジアムで行われたヤクルト戦に7-0で勝利し、4連勝となった。先発のドラフト1位ルーキー上茶谷がプロ初完封勝利で3勝目。打線は1番の神里が4安打3打点の活躍で好投するルーキーを援護した。ラミレス監督は「投げるだけでなく、打つ方でも活躍した。素晴らしいの一言に尽きる」と上茶谷を絶賛した。
ドラ1ルーキーの快投で、昨季大きく負け越した6月に好スタートを切った。ラミレス監督は、上茶谷について「特にスタミナ面がよかった。こういう暑い天気の中ではバテてしまうこともあるが、最後まで安定していた」と、デーゲームの日差しの下で121球を投げ切った投球を評価した。
打線は2回に一挙5点のビッグイニングを作り、5回にはダメ押しとなる2点も追加した。指揮官は「トータルで11本安打が出たが、今日はみんな得点圏で結果を残してくれた。特に神里は4安打で3打点、盗塁も2つ決めて、言うことなしの活躍だった」と、1番に定着しつつある2年目の外野手の名前を挙げた。
これで球団&リーグワーストタイの16連敗となったヤクルトが相手とは言え、投打ががっちりかみ合って完勝のチームは、今季2度目の4連勝を記録した。ラミレス監督は「今年、4連勝は2回目になるが、これを超えて何とか5連勝したい。明日もしっかり勝って、交流戦に臨みたい」と、6月反攻での巻き返しを誓った。
(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)