前田健太“中1日”今季初の代走出場も余裕の笑み 「大した役割ではないんで」
緊迫した展開も「全然そんなに(笑)」と余裕の表情を見せた前田
■ドジャース 8-0 フィリーズ (日本時間3日・ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手が2日(日本時間3日)、本拠地でのフィリーズ戦で今季初の代走出場を果たした。5月31日(同1日)のフィリーズ戦で6回2失点で7勝目を挙げ“中1日”での出場にも「大した役割ではないので」と試合後は余裕の表情で振り返っていた。
緊迫した展開でも前田は意気揚々と一塁ベースに向かった。7回、1点を勝ち越し、なおも2死一、二塁の場面で代打・ターナーが四球を選ぶとデーブ・ロバーツ監督がベンチから「代走・前田」をコール。前田は一走としてホームを狙ったが続くピダーソンが二ゴロに倒れこの回、ドジャースは1得点に終わった。
今シーズン初の代走出場となった前田。出場した時点では1点リードと緊迫した展開だったが「全然そんなに(笑)。そんな大した役割ではないんで」と笑顔を見せるほどだった。
試合は8回にピダーソンの18号2ランが飛び出すなど打線が爆発し一挙7点を奪い、終わってみれば8-0の快勝。試合前にはブルペンで19球を投げるなど慌ただしい1日となった右腕は次回登板の5日ダイヤモンドバックス戦に向け「いつもどおりですね。やることは変わらないんで。チームが勝てるように努力するだけです」と気持ちを切り替えていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)