データが示す打者・大谷翔平の実力 OPSは12球団でトップ3
OPS1.000を超えるエリート打者、ヤクルト山田、DeNA筒香に迫る数字
日本ハムの大谷翔平投手が26日の西武戦(西武プリンスドーム)で「5番・指名打者」で先発出場。4回無死二塁で好判断&好走塁で右前適時二塁打とするなど、シーズン3度目の猛打賞をマークした。
注目すべきは“出塁”だ。野手出場時は6月19日の中日戦(ナゴヤドーム)から12試合連続出塁。野手として先発出場した試合は、4月19日の西武戦(札幌ドーム)から34試合連続出場中だ。ここまで野手スタメンで出塁できなかったのは、4打数無安打だった4月14日のオリックス戦(京セラドーム大阪)の1試合しかない。
大谷は出塁率.455、長打率.646をマーク。出塁率と長打率とを足し合わせた、打者の指標を示すOPSは1.100。規定打席に到達していないとはいえ、12球団でもトップクラスだ。
今季100打席以上に立った選手で絞るなら、OPSが1.000を超える選手は、12球団で大谷を含めて3選手しかいない。
〇ヤクルト・山田哲人
OPS 1.151(出塁率.460、長打率.691)
〇DeNA・筒香嘉智
OPS 1.110(出塁率.429、長打率.681)