阪神原口が大腸がん復帰打! 巨人ビヤヌエバ弾、ハム7連勝…4日開幕の交流戦は?
西武は延長12回サヨナラ勝ち!DeNA単独4位浮上、オリ5連敗
日本生命セ・パ交流戦が4日に開幕。各地で6試合が行われた。交流戦開幕はセ・リーグ3勝、パ・リーグ3勝と初戦から発熱した試合が展開させた。
巨人は楽天生命パークで楽天に3-2で逆転勝ち。3連勝した。5回に陽岱鋼の右越え3号ソロで先制。5回のブラッシュの左越え17号ソロ、8回の浅村の14号ソロで一時勝ち越しを許したが、ビヤヌエバが9回無死一塁で守護神・松井から左越えへ逆転の7号2ランを放った。投げては先発の今村は6回5安打1失点。3番手の高木は一時勝ち越しを許したものの、デビューからの負けなしのプロ野球記録を160試合に伸ばした。4番手の田原が今季初勝利を挙げた。楽天は先発の塩見が7回6安打1失点。1点リードで9回に入ったが、守護神の松井が誤算だった。連勝は3でストップした。
ソフトバンクはヤフオクドームで中日に6-4で逃げ切り勝ち。首位・楽天と1ゲーム差とした。初回、釜元の3号ソロ、グラシアルの10号ソロ、松田宣の11号ソロで3点先制すると、4回には川瀬の適時打。5回には釜元の4号ソロでリードを広げた。腰の張りで出遅れていたバンデンハークは6回1死まで完全投球。6回1死の味方の失策からピンチを広げ堂上の6号満塁弾を浴びたが、5回1/3で3安打4失点で今季初勝利を挙げた。中日は先発の阿知羅が5回6安打5失点と試合を作れず2敗目。3連敗で5位に転落した。
阪神はZOZOマリンでのロッテ戦を11-3で大勝。2連勝を飾り、2位を死守した。3-3で迎えた5回、梅野の5号ソロで勝ち越すと、8回に糸井の4号2ラン。9回には先頭・マルテの6号ソロ、大腸がん公表から131日でスピード復帰した原口の代打適時二塁打でダメ押した。投げては先発のメッセンジャーが6回5安打3失点。3勝目を挙げた。ロッテは涌井が5回9安打4失点で3敗目。連勝は2で止まった。
DeNAは京セラドームでオリックスに3-1で競り勝ち、単独4位に浮上した。2回に伊藤光の5号ソロで先制すると、4回2死満塁から大和の2点打で突き放した。先発の大貫は5回5安打無失点に抑えて3勝目。オリックスは10安打を放ったものの1点止まり。引き分けを挟んで5連敗だ。
日本ハムは札幌ドームでヤクルトに7-6で延長10回サヨナラ勝ち。引き分けを挟んで7連勝とし、首位・楽天と0.5ゲーム差とした。4回表で5点差を付けられたが、4回に西川の2点二塁打、大田の適時打で3点を返すと、5回には中田の13号ソロ。2点差に広がった7回には中田の14号2ランで同点に追いついた。6-6で迎えた延長10回1死二、三塁から大田の中犠飛でサヨナラ勝ちした。ヤクルトは2回に村上の15号ソロ、4回に山田哲の13号3ランと試合を優位に進めていたが、先発の高梨が4回3失点で降板。7投手をつぎ込んだが、勝ちきれなかった。
西武はメットライフドームで広島に延長12回で5-4でサヨナラ勝ちした。2回に金子侑の適時打、秋山の2点打などで4点を先制したが、先発の今井が4回にバティスタの16号ソロ、西川の適時二塁打などで4点を失った。5回以降は両軍決め手を欠いたが、延長12回無死満塁から中村がサヨナラ打を放った。7番手マーティンが今季初勝利。広島は2連敗。なお、西川は4回の適時二塁打で球団2位タイの26試合連続安打をマークした。
(Full-Count編集部)