オリ、得意の交流戦も…5連敗 西村監督「ピンチで打席に入っているかのよう」

オリックス・西村徳文監督【写真:荒川祐史】
オリックス・西村徳文監督【写真:荒川祐史】

先発・山本が6回3失点、打線も10安打1得点と噛み合わず5連敗

■DeNA 3-1 オリックス(交流戦・4日・京セラドーム)

 オリックスは4日、本拠地でのDeNA戦を1-3で敗れ引き分けを挟み5連敗。昨年は11勝6敗1分、勝率.647でリーグ最高勝率をマークした得意の交流戦で黒星スタートとなった。

 セ・リーグ相手に仕切り直しとはいかなかった。初戦のマウンドにはこの試合前までリーグ防御率トップ(1.38)の山本を送ったが6回3失点で降板。打線も昨季の交流戦では打率.397、3本塁打、10打点、得点圏打率両リーグトップタイの5割をマークした吉田正も2度の好機で凡退するなど4打数無安打に終わった。

 10安打を放ちながらも1得点、10残塁の拙攻に終わるなど打線が噛み合わず敗戦。試合後、西村監督は「チャンスを作るがどうやって打席の中で気持ちをコントロールするか。ピンチで打席に入っているかのように見える」とため息。

 借金は「12」と膨れ上がった。混戦のパ・リーグで取り残される形になりつつあるが指揮官は「一つ一つ返していかないといけない」と語った。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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