日本ハム斎藤佑樹、今季初勝利への課題は、真っ直ぐ生かして「四球撲滅」
軸球フォークの副作用? 今季先発2試合は9回2/3を投げて8四死球
日本ハムの斎藤佑樹投手が28日の西武戦(西武プリンスドーム)で、今季3度目の先発登板に臨む。
昨年9月16日のロッテ戦(QVCマリン)以来316日ぶりの勝利をかかったマウンド。待望の白星へは「四球撲滅」が課題となる。
今季初先発の6月29日の西武戦(札幌ドーム)では5回途中5安打2失点。前回の7月13日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では5回3安打無失点だった。まずまずの投球を見せているが、西武戦では2回以降毎回の4四死球を与えて87球。オリックス戦では今季最長5回を投げたものの、3回以降は毎回4四球。リズムに作れず、5回で92球を投じての降板となった。
昨季にプロ入り後初めて中継ぎを経験し、カウント球で決め球フォークを使う投球スタイルにチェンジ。細かいコントロールをつけづらいからか、“四球増”に陥っている。勝ち星へはフォークと共に軸となる真っすぐで、どれだけカウントを稼げるかがカギとなりそうだ。
首位・ソフトバンクと3.5差。チームは7月15勝2敗と絶好調で、打線も2試合連続2桁安打と援護も期待できる。チームを今季4度目の同一カード3連勝に導き、29日からはホークスとの直接対決3連戦(札幌ドーム)へ弾みをつけたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count