ロッテ井口監督、スクイズ失敗に反省促す「下位打線はしっかりやっていかないと」
同点の4回1死一、三塁で吉田がスクイズ失敗
■阪神 11-3 ロッテ(交流戦・4日・ZOZOマリン)
ロッテは4日、阪神戦(ZOZOマリン)で3-11で大敗。15年目の交流戦は黒星スタートとなった。
0-3で迎えた2回に1死満塁から8番三木の犠飛と、1番荻野の2点適時打で同点に追いつくと、4回1死一、三塁と勝ち越しのチャンスを作った。ここで9番吉田は初球にスクイズを試みるも、打球は投手メッセンジャーの正面へ転がり、三塁走者中村は三本間でタッチアウト。この好機を生かすことはできなかった。
直後の5回。3回以降、粘りの投球を続けていた先発涌井が、1死から6番梅野に、勝ち越し5号ソロを被弾すると、8回に登板した西野が糸井に4号2ラン。9回に来日2度目の登板となったレイビンが大腸がんを克服した原口に代打で左越え適時二塁打を放たれるなど、終盤の2回で大量7点を失い、11-3で交流戦初戦を落とした。
井口監督は「(攻守に)ミスはありましたし、なかなか追い越せなかった」と振り返った。4回の吉田のスクイズ失敗については「(バントのミスは)練習からきっちりやっていくしかない。特に下位打線ではそういうところをしっかりやっていかないと、上位へはつながっていかない」と、悔しさを噛み締めていた。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)