1か月半ぶり黒星の田中将大、女房役は「少しキレが足りなかったかも」
中4日の影響を懸念する声にヤ軍監督「私はどうしたらいいんだ?」
27日(日本時間28日)、敵地アストロズ戦で5回7安打4失点で今季3敗目(7勝目)を喫したヤンキース・田中将大投手。チームの連勝を3で止めてしまった投球内容に、女房役も「キレが少し足りなかった」と分析している。球団公式サイトがレポートしている。
初回は3者凡退と上々のスタートを切った右腕だが、2回1死から連続四球でピンチを招き、ゴメスのタイムリーで失点。3回にもラスマスの2ランなどで3点を失い、6月11日(同12日)以来、1か月半ぶりの黒星を喫した。
記事では、田中が開幕から敵地での8先発では、MLBトップの防御率1.14をマークしていたことを紹介。だが、10日(同11日)インディアンス戦と合わせ、敵地での最近2先発で合計11失点している右腕について、女房役のマキャンは「思うに、おそらく今夜は少しキレが足りなかったかもしれない。ラスマスにはスプリットを見事に仕留められてしまった」と分析したという。
また、中4日の登板が影響しているかの問いに、ヤンキースのジラルディ監督は「私はどうしたらいいんだ? 彼はピッチングができる状態でなければならない。1人の人物にスケジュール全てを合わせることはできないんだ」と答えつつ、「それ(疲労)もあり得るだろう。初回はとても調子が良さそうに見えた。他の何イニングかも同様だ。そうかもしれない、ハードなんだ。過去2年間、彼の成績はもっと良かったからね」とコメントしている。
同じく中4日で登板した前回のジャイアンツ戦は6回無失点と好投したが、この日は納得いく投球ができずに敗戦。防御率は3.14となり、自身の連勝も4で止まった。さらなる信頼を勝ち得るには中4日の登板で結果を残し続けるしかない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count