米マイナーで異例の乱闘劇! “継投ノーノー”をバントで阻止「不文律を…」
9回1死からセーフティバントで継投ノーノー阻止→試合後にベンチ総出の乱闘騒動
これも野球の不文律? 米マイナー戦で継投によるノーヒットノーランを9回セーフティバントで終わられたことに端を発した乱闘騒動が勃発した。MLB公式サイトが「マイナーの試合の9回にバントでノーヒットノーランが終わり、ベンチ総出に」と伝えている。
異例の乱闘騒動が起きたのは4日に行われたロッキーズ傘下2Aハートフォード-ヤンキース傘下2Aトレントンの一戦。ロ軍の有望株、リコ・ガルシアと2人の救援投手の好投で8回まで無安打リレー。しかし、3点リードの9回から4番手として救援したボウデンが同1死からリプカに初球で一塁側へバント安打を決められ、快挙達成を阻止された。
試合はボウデンが次の打者2人からアウトを取り、3-0で勝利。しかし、これだけで終わらなかった。ハートフォード側はトレントン側へ抗議。試合終了後にベンチ総出の乱闘騒動が勃発した。MLB公式は「ハートフォードはトレントンが球界の不文律を破ったと異議を唱えた。両者は最後のアウトの後に口論し、ベンチ総出となった」と伝えている。
継投ノーノーをセーフティバントで阻止し乱闘騒動――。お互い後味の悪い試合となったのは間違いないだろう。