負傷の上原浩治、完全復活へ不屈の闘志「必ず見返してやる」
復帰に向け「希望をもってやるしかない」
19日(日本時間20日)の本拠地ジャイアンツ戦で右胸筋を負傷したレッドソックス上原浩治投手が29日、自身のブログで不屈の闘志を見せている。
上原はジャイアンツ戦の9回に登板し、先頭打者を見逃し三振に仕留めたが、次打者ポージーに初球を投げた直後に負傷。緊急降板となった。上原はブログで、その後の精密検査で軽度の肉離れと診断されたことを報告。24日にはPRP療法に着手したことも明かしていた。
そしてこの日は「怪我してから一週間が経ちました。PRP 療法が効いたかどうか…」と綴り、「まっ、悪くはなってないからね。希望をもってやるしかない。でも球団からは、あまり戦力として期待してないような記事が…すげぇ悔しいけど、いまの現状を考えるとそうなんかと思うね。ただ、これで終わるようなことはないからな。必ず見返してやる!!」と今後の完全復活に向けて強い意気込みを見せている。
現在、故障者リスト(DL)入りしている上原については地元紙「プロビデンス・ジャーナル」電子版が「レッドソックスは上原浩治の復帰に悲観的」との記事を掲載し、復帰時期が不透明な状況などをレポートしていた。
今週から室内で下半身のトレーニングを始めたという41歳右腕。今までも多くの逆境を乗り越えてきただけに、今回も再び躍動する姿に期待したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count