元DeNA久保康友、1年目でメキシカンLの球宴に初選出「楽しんで投げたい」
リーグ最多80Kをマーク、元巨人&ハムのオビスポ、元楽天アマダー、元中日のクラークも出場
6月16日(日本時間17日)にメキシコシティで行われるメキシカンリーグのオールスターの出場メンバーが4日(同5日)に発表され、ブラボス・デ・レオンでプレーする元DeNAの久保康友投手が南地区のメンバーに選出された。久保は開幕からここまで12試合に登板し、4勝5敗、防御率5.86。リーグ最多の80奪三振、投球回73回2/3を投げている。
北地区対南地区で行われるオールスターゲームは、各地区とも投手が12人、野手が18人ずつで、投手は監督推薦、野手はファン投票で選ばれた。今年オープンしたばかりのディアブロス・ロホス・デル・メヒコの本拠地、アルフレド・アルプ・エル球場が会場となる。
選出の知らせを受けた久保は「名誉なことで嬉しい。日本のオールスターとはまた違う雰囲気だと思うので、メキシコの雰囲気を肌で感じながら投げたい」と話した。リーグ戦では今季、同球場での登板機会がないため「あの新しい球場で投げたかったので、楽しんで投げたいです」と、日本で阪神時代に出場した10年以来となる球宴に向けて意気込んでいる。
なお、北地区からは巨人、日本ハムでプレーしたスルタネス・デ・モンテレイのウィルフィン・オビスポ投手、元ロッテのヤマイコ・ナバーロ内野手、元広島のラミロ・ペーニャ内野手、ヤクルトでプレーしたアルゴドネロス・ウニオン・ラグーナのフランキー・デ・ラ・クルス投手、南地区からは、元楽天のディアブロス・ロホス・デル・メヒコのジャフェット・アマダー内野手、元中日、オリックスのブラボス・デ・レオン、マット・クラーク内野手ら元NPB組も選ばれている。アマダー、クラークは前日15日に行われるホームラン競争にも参加する。
(福岡吉央 / Yoshiteru Fukuoka)