代理人が語る2人の“安打製造機” イチローとグウィンに「多くの共通点」
イチローの3000安打を見届ける予定のボッグス氏、「とてもとても興奮している」
マーリンズのイチロー外野手は28日(日本時間29日)、本拠地でのカージナルス戦で痛烈な二塁打を放ち、メジャー通算3000安打へ残り2本とした。2点を追う7回1死一塁の場面で代打で登場し、右翼へ痛烈な二塁打。1死二、三塁にチャンスを広げると、マーリンズはエチャバリアの遊ゴロで1点差に迫った。結局、4-5で惜敗したものの、背番号51は改めて存在感を示した。
客席では、イチローの代理人を務めるジョン・ボッグス氏が見守っていた。3000安打達成の歴史的瞬間に立ち会うため、24日(同25日)からマイアミ入り。金字塔が目前に迫り、「歴史的な記録だから、ここに来ました。とてもとても興奮しています」と話した。
球団は、イチローが29日(同30日)の試合で先発することをツイッターで発表。本拠地では31日(同8月1日)まで3試合を残し、その後はシカゴ、コロラドと遠征に出るが、マイアミで記録達成となる可能性が高まってきた。本拠地で3000安打に到達しなければ、遠征にもついていくというボッグス氏だが、「ここで達成してくれることを望んでいます」と言う。地元ファンの期待は高まっているだけに、誰もがマイアミであと2安打を積み重ねることを願っている。