ロッテ平沢が1軍再昇格「成長見せたい」、伊東監督は「ガムシャラさ」求める
両肩痛のナバーロに代わり今季2度目の昇格
ロッテの平沢大河内野手が30日、両肩の痛みからか不振に陥っているヤマイコ・ナバーロ内野手に代わり、今季2度目の1軍昇格を果たした。
18歳のルーキーは5月20日のオリックス戦以来の1軍。前回は6試合で9打数ノーヒットと1軍の速球に対応できず降格した。この日の楽天戦前には「チャンスだと思うので、貪欲にいきたい。ファームでもいい成績ではない(2割1分2厘)が、環境が変われば、心も変わる。前回と比べて考え方も変わっててる。経験も積んできたので、成長を見せられたら」と語り、強い意気込みを見せた。
2試合連続無安打で打率も2割2分台と苦しむナバーロに関して、伊東監督は「両肩の痛みが激しくて、1か月ほど我慢してたそうだが、スローイングやスイングを見る感じではやれていたと思うが、本人には不安があったのだろう。チームに申し訳ないと言っていた。どれくらい(回復に)かかるか何とも言えない」と言う。
守りに関しては鈴木―ナバーロの二遊間が欠けるのは痛く、平沢が守れるのは遊撃。指揮官は「場合によっては鈴木をセカンドということもあるが、平沢は当分ベンチで試合後半に出番があるかどうか。若い人が前に出てくる感じが出てない。ガムシャラに行く姿勢が足りない」と若い力で沈滞打線の起爆剤になってくれることを期待した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count