【今日のMLB日本人選手】青木が今季1号を満塁打で飾る 黒田は記録ならず 田澤は3敗目

黒田はクオリティースタートも勝敗つかず

○ヤンキース対タイガース

 ヤンキースの黒田博樹はホームでのタイガース戦に先発登板。初回に1死1、3塁からV・マルティネスの犠牲フライで1点を許した。2回から5回までは三者凡退に抑えたが、3-1で迎えた6回にはロマインにソロホームラン、7回2死1、2塁ではアビラにライトへの同点タイムリーを打たれ、7回3失点で降板した。対タイガース戦では4戦連続となるクオリティースタートを達成したものの勝敗がつかず、メジャー30球団制覇の日本人初記録はお預けとなった。試合は3-3で延長戦に突入し、12回のアビラのソロホームランが決勝点となりタイガースが勝利した。

 イチローは9回に指名打者ベルトランの代走で途中出場し、1盗塁したが得点に至らず。11回の打席はセンターフライとなり、1打数無安打で終えている。

黒田博樹 7勝7敗 防御率3.97 98奪三振
イチロー 打率.271 本塁打1 打点14

○カージナルス対レッドソックス

 レッドソックスは敵地でカージナルスとの試合。田澤純一は2-2で迎えた8回に投入されると、カージナルス4番マット・アダムスを三振で抑え、続く5番ペラルタをサードライナーに打ち取る。しかし6番ピアジンスキー、7番タベラスに安打を許すと、8番ジェイにタイムリーを打たれ1失点を喫する。この1点によりレッドソックスは2-3で敗戦し、田澤は今季3敗目となった。

田澤純一 1勝3敗12H 防御率3.40 46奪三振

○ダイヤモンドバックス対ロイヤルズ

 ロイヤルズの青木宣親は、敵地でのダイヤモンドバックス戦に1番ライトで先発出場。5回の第3打席まで凡退、四球、凡退。その5回にロイヤルズ打線がつながり、青木は2死満塁で4打席目を迎える。ここで先発ミレーと代わって登板したシュルツの初球をとらえ、青木が今季1号となる満塁ホームランを放った。試合はロイヤルズが12-2で勝利している。

青木宣親 打率.264 本塁打1 打点23

○ブルージェイズ対オリオールズ

 ブルージェイズの川崎宗則は、本拠地でのオリオールズ戦に8番セカンドで先発出場。2回に凡退し、4回はセンター前ヒットを放つが、6回に代打を送られ、2打席1安打で終えている。ブルージェイズは3-9で敗戦している。

川崎宗則 打率.277 本塁打0 打点8

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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