広島・岡田、DeNA戦に向けて“不安”一蹴 「抑えるイメージはできている」
31日DeNA戦先発へ、「強気のピッチングでコースに投げ分けられれば」
広島の岡田明丈が31日のDeNA戦に先発する。岡田はローテーションの順番では、27日に先発する予定だったが、発熱のために登板日が変更になった。26日の試合が雨で中止になり、27日はジョンソンがスライド登板して、結果的には先発ローテに穴が開くことはなかったが、本人の体調面での影響が心配される。
19日の中日戦以来、中11日での登板となるが、岡田は「今までと変わることはない。投げてみないとわからない部分はあるが、コンディションはいい」と、不安を一蹴した。予定日の登板前の調整中、就寝前に高熱が出たというが、「練習には支障はなかった」と笑顔も見せた。
2試合で8本塁打、26得点と絶好調のDeNA打線が相手となるが、「抑えるイメージはできている。強気のピッチングでコースに投げ分けられれば、なんとかなると思う」と自信も覗かせた。
今季のチームはまだ3連敗がなく、さらには同一カード3連敗の危機での登板にも、「そういうことは気にしない。6回以上を投げて3失点以内という、自分の仕事をしっかりやりたい」と、気負う様子はない。
DeNA戦では2試合に先発して2敗、防御率4.76と結果は出ていないが、6月25日の初勝利以降、4試合で3勝1敗と安定した投球を見せているルーキーが、チームの危機を救えるか。
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大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo