巨人菅野が32日ぶり6勝目、復帰戦で6回2失点の好投 阿部は通算401号!
打線な亀井5号ソロ&若林2号ソロ&坂本勇は適時二塁打、ロッテは石川が乱調
■巨人 11-3 ロッテ(交流戦・9日・東京ドーム)
巨人の菅野智之投手が9日、本拠地ロッテ戦で復帰し、6回3安打2失点7奪三振の好投で今季6勝目(3敗)を挙げた。打線も亀井の5号ソロや若林の2号ソロ、坂本勇の適時二塁打などでエースを援護。11-3で勝利し、カード勝ち越しを決めた。
5月15日の阪神戦以来の復帰登板となった菅野。初回はヒットと2四死球で2死満塁のピンチを背負うも、菅野を151キロの直球で空振り三振。無失点で切り抜けた。
2回は3者凡退に抑えると、打線は2回に陽岱鋼の適時三塁打などで2点を先制。菅野は3回は1死から四球を与えるも無失点。3回に亀井のソロ、大城の適時二塁打が飛び出すと、4回も先頭・中村奨を四球で出しながら、後続を断った。
打線は4回、若林のソロ弾、坂本勇の適時二塁打で2点を追加、3イニング連続で2点ずつを奪い、菅野を援護する。エース右腕は5回に鈴木に2ランを浴びたが、6回は3者凡退。98球を投げ、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。
巨人は7回を宮國が無失点に抑えると、8回は澤村が1点を失ったものの、高木が火消ししてリードを守る。すると、8回に阿部の通算401号3ランなどで一挙5得点。交流戦2カード連続の勝ち越しを決めた。菅野は5月8日のDeNA戦以来、32日ぶりの白星を手にした。
ロッテは先発の石川が4回6失点の乱調で3敗目(3勝)。2カード連続の負け越しとなった。
(Full-Count編集部)