ロッテ角中、勝利導く3ランにも“自嘲気味”「最近の調子を物語っている」
「真っすぐ待っていて差し込まれる」も3ラン
目下、首位打者ながら打率をジリジリ下げ、定位置の3番から5番になったロッテ角中が2日の本拠地・日本ハム戦の初回に5号3ランを放った。
「球が高く、コントロールできなかった」と言うメンドーサから貴重な一発。デスパイネが歩いた2死一、二塁でチェンジアップを右翼席に運んだ。
「少しでも気を楽に打ってくれれば」という伊東監督の思いが伝わったのか、泳ぎながらも気持ちでスタンドにもっていった。「真っすぐを待っていて、差し込まれたが、チェンジアップに合ってしまった。内容としては、最近の調子を物語っているでしょう」と半ば“自嘲気味”だが、下降気味の打線にあっては、初回の3点は大きい。
4番のデスパイネも5回に144キロのツーシームに詰まりながらも、中前に運び3試合連続の打点。メンドーサにはこの日まで9打数4安打3打点と相性がよく、お立ち台では「友達だけど、ちょっとだけ結果が出ている。夏はキューバの気候に似ているし、8月が一番大事。自分の仕事をして、少しでも順位を上げたい」と語っていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count