日本ハム有原航平が月間MVP初受賞!「ここからが大事な戦いになる」
7月は3勝1敗、防御率1.47で2年目初受賞、5日首位決戦に向けて気合十分
日本ハムの有原航平投手は5日、7月度「日本生命月間MVP賞」を初受賞した。
有原は7月は4試合に登板し、リーグトップタイの3勝1敗、リーグ3位の防御率1.47を記録。栗山監督から「エース」と期待される右腕が、7月に17勝4敗と快進撃を見せたチームを支えた。
「最後の試合で打たれてしまったのでちょっと悔しいですけど、取れたことはうれしく思います。(5月のレアード、6月の大谷に続く受賞に)チーム状態がいい証拠。これからも取れるように頑張りたい」
2日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)、9日のロッテ戦(QVCマリン)では、いずれも8回無失点。22日のオリックス戦(札幌ドーム)では7回無失点で、6月から続く自身の連勝を5に伸ばし、初の2桁10勝目に到達した。29日のソフトバンク戦では7回2/3を投げて5失点で敗れたものの、入団2年目で初受賞となった。
「(7月の)前半は良かったんですけど、最後の大事な試合で負けたのが悔いが残る月になりました。福岡のソフトバンク戦は自分なりにいい投球が出来た。良かったと思います。感覚の違いはなかったですけど、守備の方でいいプレーがたくさんあったので」
チームの正捕手は大野奨太だが、有原が先発する時はベテラン・市川がマスクをかぶる。
「『取れて良かったな』と言ってもらえたので。いつもお世話になっている。これからも抑えられるように頑張りたいです。(賞金は)これから考えたいです」
チームは首位・ソフトバンクと5ゲーム差。5日は直接対決に先発する。
「ここから大事な戦いになると思う。粘り強く1点でも少なく抑えられるように頑張りたいと思います。(前回は)ピンチで力んで球が高くなった。走者を置いたところでボールを低く集めたいです。初戦を取れるように頑張りたいです」
8月も好投を続け、さらにパ・リーグを熱くしたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count