オリ宮内オーナー、初4連勝逃しご立腹「ストライク入らない投手ダメ」「水差した」
今季初4連勝逃し、痛烈な皮肉も…「引き分けただけ立派」
■オリックス 5-5 阪神(交流戦・16日・京セラドーム)
オリックスは16日、本拠地・京セラドームで行われた阪神戦を5-5で引き分け。2点リードの9回に守護神・増井が代打・福留に痛恨の2点タイムリーを浴び同点に追い付かれ試合は延長12回引き分けに終わった。あと一歩で今季初の4連勝を逃したチームに観戦に訪れていた宮内オーナーは「かなり水を差しましたね」と苦笑いを浮かべていた。
阪神との“関西ダービー”3連勝が目の前で消え去り総帥も失笑するしかなかった。2点リードの9回に守護神・増井がまさかの2失点で同点に追い付かれ、4時間48分の死闘は延長12回引き分けに終わった。
最後まで試合を見届けた宮内オーナーは「負けに等しい引き分けだったな。継投が失敗」と苦言を呈した。ここまで終盤に逆転し3連勝中、今季初の4連勝も見えていただけに「かなり水を差しましたね」に苦笑いを浮かべた。
今季は日曜日の試合で12戦10敗2分けと勝利がないチームに「引き分けただけ立派だ」と語気を強めた。最後は10四球を与えた投手陣にも触れ「あれだけ四球を出したらダメ、ストライクの入らないピッチャーはダメですよ」と語り球場を後にした。