日ハム大田、菅野からフェンス直撃の適時打 東海大相模の1学年先輩と初対戦
「何とかチャンスを」古巣巨人相手に2安打1打点と気を吐く
■巨人 7-3 日本ハム(交流戦・16日・札幌ドーム)
日本ハムの大田泰示外野手が16日、本拠地・札幌ドームでの巨人戦で、古巣相手に先制の適時二塁打を含む2安打1打点と気を吐いた。
初回無死一塁で回ってきた第1打席、東海大相模の1学年先輩にあたる巨人の先発菅野の132キロのスライダーに思い切りバットを出した。「昨日もなかなか点が入らない負け方だったので、なんとかチャンスをつくりたいと思っていた」。初めて対戦した菅野の変化球に必死に食らいついた打球は中堅フェンスを直撃する。一走の西川遥輝外野手が先制のホームイン。勢いづいた打線はこの回4連打を含む5安打で一挙3点を奪った。
ただ、2回に5点を失って形勢を逆転されると、打線は沈黙した。「初回に取れたのは良かったけれど、その後は、菅野さんに余裕ができて、こっちが攻められた。攻撃に転じられなかった」と悔しがった。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)