ハム清宮、4戦ぶり復帰 巨人菅野の前に空振り三振「テレビで見ていた存在」

日本ハム・清宮幸太郎【写真:石川加奈子】
日本ハム・清宮幸太郎【写真:石川加奈子】

コンディションが万全ではなく3試合連続欠場、敵地DeNA戦は「体の状態を見ながら」

■巨人 7-3 日本ハム(交流戦・16日・札幌ドーム)

 日本ハムの清宮幸太郎内野手が16日、本拠地・巨人戦で4試合ぶりに試合復帰した。

 4点を追う7回、先頭打者の代打で登場すると、満員のスタンドから大歓声が沸き起こった。巨人の先発・菅野に対して、積極的にバットを出す。初球のカーブは一塁線へファウル。カウント2-2から最後は144キロの外角球を空振り三振した。

 コンディションが万全ではないため、12日広島戦(札幌ドーム)で途中交代した後、前日15日まで3試合連続欠場していた。「久しぶりでしたが、リラックスして入ることができました。いいところに投げられましたが、感覚は悪くない。次につながると思います」。試合後、清宮はうなずいた。

 2年連続沢村賞を獲得している菅野との初対戦については「日本を代表するピッチャーと対戦できてうれしいです。テレビで見ていた存在。代打で1打席でしたけど、貴重な経験でした」と振り返った。

 13日から3日間控えていた試合前練習のフリー打撃もこの日から再開した。栗山英樹監督は「思っていたよりも早く戻ってきてくれた」とホッとした表情。18日からの敵地DeNA戦での起用については「体の状態を見ながら」と説明した。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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