田中将大が完封、首位攻防戦で大仕事 米記者が続々称賛「心底必要としていた」
9回2安打10Kでメジャー自身4度目の完封「素晴らしいパフォーマンス」
■ヤンキース 3-0 レイズ(日本時間18日・ニューヨーク)
ヤンキースの田中将大投手が、17日(日本時間18日)の本拠地レイズ戦で9回2安打10奪三振1四球無失点の快投。昨年7月24日(同25日)の敵地レイズ戦以来、メジャー自身4度目の完封で今季5勝目(5敗)を飾った。0.5ゲーム差で迎えた2位レイズとの首位攻防戦での大仕事に米メディアも続々と称賛の言葉を送っている。
この日の田中は二塁を踏ませぬ快投。MLBスタッツの公式ツイッターによると、ヤンキースで被安打2以下&10奪三振以上の完封劇は、今年1月に殿堂入りが決まった名右腕マイク・ムッシーナが2002年に達成して以来、17年ぶりの快挙だったという。
またも大一番で絶大な勝負強さを発揮した田中を米メディアも称賛。MLB公式サイトでヤンキース番を務めるブライアン・ホック記者は「マサヒロ・タナカが2安打完封。素晴らしいパフォーマンスで10奪三振。ヤンキースが3-0で勝利」とツイッターで伝えた。
さらに、ESPNのコーリー・ハービー記者は「ヤンキースのマサヒロ・タナカは月曜日の夜の話題だ。彼は2安打完封とし、地区ライバルのレイズとの重要な試合で、ブロンクス・ボンバーズ(ヤンキースの愛称)を3-0の勝利に導いた。ヤンキースはこのような登板を心底必要としていた」と絶賛。米全国紙「USAトゥデー」の名物記者、ボブ・ナイチンゲール氏も「マサヒロ・タナカがパワフルなパフォーマンスでレイズ戦で2安打完封。ヤンキースが3-0で勝利」とつぶやいた。
これまでもポストシーズンなどで絶大な勝負強さを見せてきた田中。またしても重要な勝利をもたらし、ヤンキースは首位の座を守った。防御率は3.23。超名門球団のエースが安定感のある投球を続けている。
(Full-Count編集部)