田中将大、首位攻防戦で圧巻の完封劇 辛辣NY紙も絶賛「信頼を大きく高めた」
今季はレイズ戦で3試合に先発し計22回10安打1失点と好投を続ける
■ヤンキース 3-0 レイズ(日本時間18日・ニューヨーク)
ヤンキースの田中将大投手は17日(日本時間18日)、本拠地レイズ戦に先発し9回2安打10奪三振1四球の快投で今季初完封。5勝目(5敗)を挙げた。首位攻防戦初戦で文句の付けようがない投球を見せた日本人右腕をNYメディアは「圧倒的な登板」と絶賛した。
圧巻の投球劇で本拠地初完封勝利を挙げた。序盤は一人の走者も許さない完全投球、4回の先頭メドウズに右前打を許し、この日初ヒットを浴びたが後続を打ち取り無失点。その後も二塁を踏ませない散発2安打の完封劇だった。
地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「マサヒロ・タナカがレイズを完封し輝く」と見出しを付け、レイズ打線を圧倒した右腕を特集。今季はレイズ相手に3度登板し計22回を投げ10安打1失点と好投を続けていることに言及し「今季レイズはタナカに対し、あまりダメージを与えられていない。そして、月曜日に更に良い投球を見せた」と称賛。
また、地元紙「ニューヨーク・デイリーニュース」も「マサヒロ・タナカがレイズ戦で2安打完封勝利」と見出しを付け、記事では「ヤンキースの右腕はレイズを圧倒し地区ライバルを3-0で下した。苦戦しているローテーションへの信頼を大きく高めた」と称えていた。
(Full-Count編集部)