3000本へ残り2で足踏み、イチローが米紙に心境吐露「違う重圧感じている」
イチローに今までにないプレッシャー? 地元紙が報じる
史上30人目の3000安打まで残り2と迫りながらも、その後、11打席無安打が続いているマーリンズのイチロー外野手。金字塔を目前に快音を残せていないベテランは地元メディアに、今までにない重圧を感じていることを明かしている。地元紙「サン・センチネル」が「イチローは3000安打達成に向けてプレッシャーを感じている」との見出しで伝えている。
今季は限られた出番の中で好調な打撃を維持してきたが、7月28日(同29日)の本拠地カージナルス戦で二塁打を放って以降、出場した7試合でヒットが出ず、11打席ノーヒットが続いている。その間、本拠地のマイアミだけでなく、敵地シカゴなどでも打席に立つたびに大歓声を受け、多大な敬意と期待を一身に浴びてきた。
地元紙は「3000安打達成までのスローペースは、1992年にスタートした彼のプロ生活を通じて今まで経験のなかったことだと語った」とレポート。
イチローは通訳を通じて「打席に向かうたび、プレッシャーを感じていますが、様々なタイプのプレッシャーがあり、これは違うタイプのプレッシャーです。今後もうこういった経験はできないでしょう。ファンは声援を送ってくれていますし、ヒットを打ちたいと思っています。だめだった時は、彼らの前で打つことができなくて残念に思っています」と語ったという。