鷹スチュワートが来日初ブルペン 変化球交えて29球「感じは良かった」
武器のカーブなど変化球も投げ「どんな変化をするか掴んでおきたかった」
ソフトバンクに入団した元全米ドラフト1巡目投手のカーター・スチュワート・ジュニア投手が19日、福岡・筑後市ファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で来日初となるブルペンでの投球練習を行った。
6月5日から筑後のファーム施設で調整を続けているスチュワートが、来日して初のブルペン入り。「65~70%の力で自分の投げ方を確認しながら投げた」と、立ち投げで22球、捕手に少し手前に座ってもらって7球を投じた。スチュワートは「捕手が座ってないので本当のブルペンとは言えないけど、感じは良かった」と笑顔を見せた。
「日本のボールを使っていかなきゃいけないので、どんな動き(変化)をするのか早目につかんでおきたかった」と、カーブ、スライダー、チェンジアップ、ツーシームなど持ち球とする変化球もすべて試した。最後に捕手に約15メートルほどの位置で座ってもらったのは「しっかりと投げ下ろしたかったから」と説明した。
初めてとなる日本のブルペンのマウンドは「アメリカに比べて柔らかいし、傾斜も少ないけど好きなマウンド。柔らかい方が踏み込んだ足がしっかり止まってくれるからね」と好感触を得た様子。今週末には2度目のブルペンに入る予定。実戦での登板については「早く打者を相手に投げたい気持ちはあるけど、そこは首脳陣としっかり話をしてから」とした。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)