日系3世ヤマモト、112年間で初の快挙 デビュー2戦連続「7回以上無失点&3安打以下」
デビュー2試合連続で同一球団を相手に無失点に抑えたのは、1893年以降で2人目
■マーリンズ 6-0 カージナルス(日本時間19日・セントルイス)
マーリンズの日系3世のジョーダン・ヤマモト投手が18日(日本時間19日)のカージナルス戦で先発し、圧巻の好投でメジャーデビュー2連勝を飾った。メジャー初登板初先発で初勝利を飾った12日(日本時間13日)のカージナルス戦から中5日でのマウンド。再びカージナルスを相手に、7回2安打無失点と好投し、2勝目を飾った。
デビュー戦でもカージナルスを相手に7回3安打無失点と快投したヤマモト。この日はデビュー戦をさらに上回る散発の2安打の圧巻の投球で、7回で7つの三振を奪い、2連勝を飾った。このヤマモトの快投はメジャーでも記録的なデビューとなった。
MLB公式サイトによると、ヤマモトは1908年以降で、デビュー2試合連続で7回以上を投げて無失点、3安打以下に封じた初の投手だった。また、米メディア「サン・センチネル」によると、1893年以降で、デビュー2試合連続で同一球団を相手に無失点に抑えた2人目の投手となり、デビュー戦から7日以内にカージナルスを2度打ち破るのは、1907年のパイレーツのニック・マドックス以来だと伝えた。
また、マーリンズの実況アナウンサーであるグレン・ジェフナー氏によれば、マーリンズでデビュー2先発で2勝したのは、2人目。デビュー14イニング無失点は球団記録を更新し、2017年のボルケス以来となる2試合連続で7イニング以上を無失点に抑えた投手だったという。
(Full-Count編集部)