「驚くばかり」鼻折れたまま強行先発、6勝目のシャーザーに米記者驚愕
19日の練習中にバントに失敗し、ボールが顔面を直撃し負傷していた
■ナショナルズ 2-0 フィリーズ(日本時間20日・ワシントン)
ナショナルズのマックス・シャーザー投手が19日(日本時間20日)、本拠地でのフィリーズ戦に先発し、今季6勝目をマークした。7回を投げて4安打10奪三振無失点と好投。圧巻だったのは、前日に鼻を骨折しながらの強行先発だったこと。この快投には米記者も「驚くばかり」と驚愕した。
3度のサイ・ヤング賞に輝くなど輝かしい成績を残してきた“最強右腕”が圧巻の好投だ。今季16試合目の先発マウンドに上がると、フィリーズ打線に1点も許さず。初回を無失点で凌ぐと、4回から5回にかけて4者連続三振を奪うなど快投を続けた。7回までゼロを並べ続けて4安打無失点、10個の三振を奪った。ナショナルズは2-0で勝ち、シャーザーは今季6勝目をあげた。
シャーザーは18日(同19日)の試合前練習中にバント練習を行い、その際にバントに失敗し打球が直撃するアクシデントに見舞われた。鼻を骨折し、登板が未定となっていたが、強行先発。負傷の影響を感じさせずに好投した。この投球に米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は「シャーザー 驚くばかり」と驚嘆していた。
(Full-Count編集部)