鼻骨折も6勝目“不死身”シャーザーをMLB公式驚愕 「球界で最も恐ろしい男」
鼻を骨折したまま先発し7回無失点10奪三振の快投で6勝目を挙げたシャーザー
■ナショナルズ 2-0 フィリーズ(日本時間20日・ワシントン)
ナショナルズのマックス・シャーザー投手が19日(日本時間20日)、本拠地でのフィリーズ戦に先発し、今季6勝目を挙げた。前日に鼻を骨折しながらの強行先発で7回4安打10奪三振無失点の快投劇。MLB公式サイトも「彼は人間ではない」と驚愕している。
まさに不死身の男だ。3度のサイ・ヤング賞に輝くキャリアを持つ“最強右腕”がフィリーズ打線を手玉に取った。4者連続三振を奪うなど快投を見せ10奪三振、7回までスコアボードに「0」を並べチームの勝利に貢献した。
前日のバント練習の際に打球が鼻に直撃し骨折。この日の登板では右目に痛々しい内出血の痕がくっきり残っていたが完璧な投球を見せつけた。
MLB公式サイトは「負傷した顔で投げることは、球界で最も恐ろしいマックス・シャーザーにとって何でもない」と見出しを付け、シャーザーの快投劇を特集。記事では鼻を骨折してもマウンドで投げ続ける右腕を「これがレジェンドである。子供に『今までに見た最も強烈な野球選手は誰?』と聞かれたときに話すことだろう」と称賛。
さらに負傷しながらも90マイル後半の直球、切れ味鋭いスライダーを投げ続けたシャーザーを「彼は人間ではない。球界で最も恐ろしい男、そして、驚くべき存在である」と伝えている。
(Full-Count編集部)