一瞬の“よそ見”が命取り…代走に投手起用でまさかの結末 MLB公式「あまり見ない光景」
延長11回の接戦は代走の投手が牽制アウトで試合終了
■マーリンズ 7-6 カージナルス(日本時間21日・セントルイス)
まさかの結末に二塁走者はしばらく動くことができなかった。20日(日本時間21日)に行われたカージナルス対マーリンズは延長11回、7-6でマーリンズが勝利した。牽制アウトで試合終了となった1戦にMLB公式ツイッターは「あまり見ない光景だ」と動画を添え伝えている。
カージナルスは1点を追う延長11回。2死二塁と同点のチャンスを得たがモリーナの代走で入った投手フラハーティが一瞬目を離した隙に、牽制でアウトになりゲームセット。これにはMLB公式ツイッターも「牽制で試合終了はあまり見ない光景だ」とコメントを添え、動画を公開した。
2013年ワールドシリーズ第4戦の9回2死一塁の場面で牽制でアウトを奪いゲームセットになった上原の“伝説牽制”を彷彿させる結末にファンからは多くのコメントが寄せられた。
「それは確かなのかい?」
「彼らには気持がわかる」
「最高の場面はグランド整備の人たちが作業を始めて、彼(牽制でアウトになったフラハーティ)が二塁で座り込んでいるところだよ」
「先発投手を代走で出すのもあまり見ないよね」
「これは見たくないね」
「彼は投手なんだ。延長では(ベンチに)残っている選手を使わなければならないからね。彼のことが気の毒だよ」
「彼らより強いチームでは起きなかった(プレー)だろうね」
「見覚えあるぞ」
ファンからは「見覚えがあるぞ」「彼らには気持ちが分かる」と上原の“伝説牽制”と比較するコメントも。また、牽制アウトになった二走フラハーティはゲームセット後も二塁付近で1分以上も座り込み落胆の表情を浮かべており、そのシュールな光景にもファンは注目していた。