審判の降格プランを―米記者が誤審撲滅へ珍提案「マイナーへ行かせるべき」
米記者提言、降格した審判は「マイナーで能力を向上」
誤審撲滅へ――。米メディア「ジ・アスレチック」のアンドリュー・バガーリー記者が自身のツイッターで審判のマイナー降格プランを提案した。
審判の誤審については、ヤンキース・田中が4日の敵地ブルージェイズ戦で真ん中付近の球をボールと判定されたのが記憶の新しいところ。同記者は「審判の95%がワールドクラスのプロであるが、なぜ毎シーズン我々は残りの5%に当たる酷い判定を見たり、エゴを満たそうとする審判、そして審判全体の評価を下げる審判を見なければならないのだろうか? (誰のことかは分かるはず)」と疑問視。続けて、こう提言している。
「ボール/ストライク判定の正確さやポジショニングの悪さなど、そのような情報を公開するべきである。そして、MLBは毎年下位5~10%の審判をマイナーリーグに行かせるようにするべきである」
これまで選手は打率、防御率など個人成績で評価され、メジャー昇格、マイナー降格、あるいは戦力外などが決まる。2015年以降は解析システム「スタットキャスト」が導入され、球速、球の回転数、本塁打飛距離、打球速度など細かく測られ、その情報はインターネットで公開されている。
「降格した審判はマイナーで能力を向上させることもできるし、保険外交員か何かになってもいい」
球界最高峰の戦いを望むからこその同記者の提言。将来のMLBを変える発言となるのだろうか。
(Full-Count編集部)